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淫徳のスゝメ
第6章 私が見た海の向こうの嘲笑のこと
「主よ、貴方は素晴らしいものを我々に与えて下さった!貴方が何故、姦通や同性愛を我々に禁じたのか私は分かりかねます……!一つ推測を立てるのであれば、試練だったのですね……!貴方はあえてこの素晴らしい愛を我々から遠ざけて、我々に禁欲の忍耐を培わせて下さっていたのですね……!」
「神父さん。んっ、んん!……はぁ、まだまだ甘いですね。遊の話を聞いていました?神はオレ達の幻想なんです。オレ達を生かしているのは自然、神はオレ達の心に存在しているもので、もし貴方のおっしゃる規律だの道徳だのを説いた神がいたとすれば、それは神ではない、独裁者です。神の姿をご覧になったことはありますか?写真は?代々、独裁者達は人々に啓示を伝えてきました。彼らの言葉をさも神の語ったことのように示せば、人々は余計に惑わされるからです。オレ達が従うべきは自然です。貴方は貴方の欲望を、もはや抑えられないでしょう?それは自然が貴方をそのように導くからだ。オレは遊を愛している、彼は既婚者だったけれど、オレの肉体は彼を求めた。オレの肉体と彼のそれが結合して、彼に一時的な依存を求めるようになった。それこそオレ自身にもコントロール出来ない、自然のなす業でした」
「はぁっ、あっあん!ああんっ、姫猫さん!指……っ、指、頂戴……挿れてぇぇぇっっ……」
「どこに挿れれば」
「っ、ぃんっ、ん!こ、ここ、ここ、っ!!……っ」
紀子さんの唇は、餌を欲する金魚を彷彿とする。
私は尖ったクリトリスに義姉の花蜜を塗りつけて、陰毛を甘噛みしては恥丘をくすぐる。