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淫徳のスゝメ
第7章 私がつい経験した蜜月のこと

「姫猫の中、どろどろ……今朝もあんなに出したのに、もう溜まってたんだね。熱くてすごく締めつけて、ふやけそうだよ……」

「ぁっ!!ああっ……あああっっ……」

「イキそうな顔。……ね、目、細めないでちゃんと見な?姫猫、今、全裸で腰振って犯されてるとこ、店中の人に見られてるんだよ……ちゃんと思い出して一人エッチ出来るように、いやらしい目に焼きつけておかなくちゃ…………」


 私の下半身が水飛沫を上げた。

 テーブルは論をまたず、まづるの顔、そしてよほど動かなければ崩れない、飴菓子のような巻き毛までしずくを受けた。



 子宮など無意味なものだとお父様は話していた。

 無意味な子宮も、こうも深く侵入したまづるの指におびやかされれば、いっそもがれる空想に耽って私の快楽の補翼になる。


 まづるは女達のリクエストに応じて私の乳首を赤く染め、身体中に跡を残した。そして、私が何度気を遣っても酒や痛みで叩き起こして、体液という体液を引きずり出した。


「姫猫……。今度はこっち。どれだけ広がるか見てあげる」

 まづるは私の性器にカクテルグラスの尻を挿して、私を四つん這いにさせた。臀部を開かれ、そこに熱いものがしたたる。


 ちゅっ、じゅる…………


 この上ない快楽の源泉が私の臀部を撫でていき、キスとテキーラが私の消化器官に滲む。私は尻を突き出して、あられもない蹂躙を思っては、カクテルグラスを滑らせた。
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