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淫徳のスゝメ
第2章 私が享楽的親友に出逢うまでのこと



 有名進学校の制服は、しかつめらしい。カッターシャツに、夏でも膝丈ジャンパースカート。この制服を、私は意図して乱しにかかる。

 重苦しい群青のスカートの裾に手をかけて、膝にずらして、唯子ちゃんにもたれかかりながら、そのエプロンを押し上げる太ももに腕を投げ出す──…。



「はしたないわよ」

「暑いの」

「離れれば?」

「熱いの」

「どれくらい、あついの?」

「──……」


 黒目を動かすと、唯子ちゃんの凄艶な目が私を見下ろしていた。


 いとけなかったついこの間、私の子供の遊びに付き合っていた、慈愛に満ちた顔ではない。のめり込んだ男の所帯に舞い上がっていた、唯子ちゃんの顔でもない。


 そこにあるのは、獲物を判じる女の顔だ。



 心臓が早鐘を打っていた。私の総身は野生的な水滴が広がり、陰部の奥も騒がしい。


「具合を診てあげるわ」


 私は唯子ちゃんに従って、煩わしい衣服を脱いだ。

 スリップも、ソックスだけを残して下着も。



 唯子ちゃんは私に手枷を嵌めた。手枷は柱に巻きつけられた鎖に繋がれ、私は後ろ手を羈束された格好で、唯子ちゃんに性器を披露していた。


 コーヒーに混入していた薬品は、呼び水の役目を収奪していた。

 唯子ちゃんは私の割れ目から十分な潮汐波を掬って、クリトリスに塗りつけていった。
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