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淫徳のスゝメ
第2章 私が享楽的親友に出逢うまでのこと
「きよら?!」
「貴女、何てこと……」
「こんな人、初めて見たわ」
「きゃぁぁっ」
きよらと呼ばれた少女の双腕が、二人の少女にはだかれた。
あとの一人がきよらのスカートをたくし上げた。
再三、少女達から悲鳴が上がった。
きよらは、論をまたず陰部を露出していた。あるべき縮毛がそこにないのは、生来、発達の遅れた肉体所以なのだろう。
「にっ……新井田さん達が、教室で脱がせていったんでしょう?返して下さい」
「酷いっ……私達、そんなはしたないことしないわ」
「さすが、姫猫お姉様にたてつく家畜は違うわ。なんて強情で厚かましいの」
「そんな……いやっ……スカート……下ろして……」
性器を挟んだ太ももが、いやいやをする。
少女の一人が小枝を拾った。少女は忌まわしいものでも物色している手つきで、きよらの恥丘をくすぐりにかかる。
「んっ……んっ」
「こいつ啼き始めたわよ」
「きよらー?脚を肩幅に開けなさい」
「…──っ」
「はいっ、きよらちゃん。こっち向いてー」
「やだ、香澄そんなの撮るの?」
「はいっ、チーズ」
「インランー」
香澄と呼ばれた厚化粧の少女が、片手でスマートフォンを操作した。
「消して下さい…………何でもします……お姉様にも、謝ります……」
「気安くお姉様なんて呼ぶんじゃないわよ」
「そうよ。全く似てないくせに。この飼い豚」
「ひぐぅぅ」
きよらを取り押さえていた少女らが、彼女の頬をぐねりとつねった。