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《愛撫の先に…》
第5章 《リラックスセラピー》
昨夜と同じ部屋で同じベッド、同じ男性(ひと)。
菜々美は先ほど脱衣室でリビングで結城の胸を借りて泣きじゃくった後になる。
『結城さんが来なかったらあたし破かれた服で体を隠し陽子が来るまで惨めな姿をさらし…――』
泣き止んだはずの菜々美は布団で顔を隠してく。
『君…菜々美さん、
我慢しないでさっきみたいに俺の胸で泣いていい』
結城に布団をめくられると菜々美は唇を噛みしめていた。
『我慢しなくていい、
何故唇を噛みしめる?』
『あたしが泣いたら結城さん眠れない…だから我慢して…』
『菜々美さんこっちを向いて』
『えっ…』
ふわり‥
噛みしめていた唇を癒すように結城の唇が重なった…――――――
『…キス………』
『唇を噛みしめるよりはいいと思いますよ』
口元で彼はそう言ってまた唇を合わせてく。
はぁ…
結城さん…
菜々美は無意識に唇を開いて結城のキスを受け入れてく。
それを感じた結城は目を細めためらいがちに唇を押しつけた。
結城さん…
キスが深くなる…
菜々美は結城の腕を掴み動揺を伝え、
2人の唇は離れてく。
『結城さん…何もしないって?』
『唇を噛みしめない、我慢しないで泣く事を誓いますか?』
『キスは予言ですか?』
『どう思う?』
『当たらない予言なんて大嫌い…』
『当たらない予言をする俺への悪口でも考えて眠るといい』
結城は哀しげな目をして笑った。
結城さん?
そんな顔を見るとあたしあなたを抱きしめたくなる…
菜々美は先ほど脱衣室でリビングで結城の胸を借りて泣きじゃくった後になる。
『結城さんが来なかったらあたし破かれた服で体を隠し陽子が来るまで惨めな姿をさらし…――』
泣き止んだはずの菜々美は布団で顔を隠してく。
『君…菜々美さん、
我慢しないでさっきみたいに俺の胸で泣いていい』
結城に布団をめくられると菜々美は唇を噛みしめていた。
『我慢しなくていい、
何故唇を噛みしめる?』
『あたしが泣いたら結城さん眠れない…だから我慢して…』
『菜々美さんこっちを向いて』
『えっ…』
ふわり‥
噛みしめていた唇を癒すように結城の唇が重なった…――――――
『…キス………』
『唇を噛みしめるよりはいいと思いますよ』
口元で彼はそう言ってまた唇を合わせてく。
はぁ…
結城さん…
菜々美は無意識に唇を開いて結城のキスを受け入れてく。
それを感じた結城は目を細めためらいがちに唇を押しつけた。
結城さん…
キスが深くなる…
菜々美は結城の腕を掴み動揺を伝え、
2人の唇は離れてく。
『結城さん…何もしないって?』
『唇を噛みしめない、我慢しないで泣く事を誓いますか?』
『キスは予言ですか?』
『どう思う?』
『当たらない予言なんて大嫌い…』
『当たらない予言をする俺への悪口でも考えて眠るといい』
結城は哀しげな目をして笑った。
結城さん?
そんな顔を見るとあたしあなたを抱きしめたくなる…