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《愛撫の先に…》
第5章 《リラックスセラピー》
社員食堂でお昼を済ませた2人は人気のない会議室に移動し鍵をかけた。
『話す事が嫌じゃないなら聞かせてくれる?』
――――
―――
合コンから乱暴の一部始終を聞いた陽子は両拳を握りしめ激怒する。
『元カノを守らないで笑いながら乱暴の手助けなんて酷すぎる!
高瀬に抗議してやるわ!』
『陽子っ』
『まさか止める気じゃないわよね?
高瀬はレイプを止める側にいて良いはずだったのよ!』
菜々美の両手は陽子の腕にまわされ陽子の怒りを増していく。
『陽子っ』
『今じゃないわ、
高瀬を呼び出して問い詰めてやるの。
それくらいさせてよ』
行動の早い陽子は営業部へと走り出す。
『陽子…』
夕方、スイートタイム。
フロントの結城はチェックインの宿泊客へ接客中だった。
彼1人ではなく他従業員も同様で館内説明をしている。
落ち着くまで待っていよう…
菜々美が近くのソファーに座ろうとした時、
結城が手招きをする。
『おかえりなさい』
君はもう鍵を渡すだけでわかるだろう的な表情の笑みを後何回見れるのだろうか…―――。
菜々美はそう思うとぎこちなく鍵を受け取った。
『いつものように待っていて』
いつものように待っていて…――だなんて。
結城さん…
なんだかあたしここにまだ居たい気がしてる…
『話す事が嫌じゃないなら聞かせてくれる?』
――――
―――
合コンから乱暴の一部始終を聞いた陽子は両拳を握りしめ激怒する。
『元カノを守らないで笑いながら乱暴の手助けなんて酷すぎる!
高瀬に抗議してやるわ!』
『陽子っ』
『まさか止める気じゃないわよね?
高瀬はレイプを止める側にいて良いはずだったのよ!』
菜々美の両手は陽子の腕にまわされ陽子の怒りを増していく。
『陽子っ』
『今じゃないわ、
高瀬を呼び出して問い詰めてやるの。
それくらいさせてよ』
行動の早い陽子は営業部へと走り出す。
『陽子…』
夕方、スイートタイム。
フロントの結城はチェックインの宿泊客へ接客中だった。
彼1人ではなく他従業員も同様で館内説明をしている。
落ち着くまで待っていよう…
菜々美が近くのソファーに座ろうとした時、
結城が手招きをする。
『おかえりなさい』
君はもう鍵を渡すだけでわかるだろう的な表情の笑みを後何回見れるのだろうか…―――。
菜々美はそう思うとぎこちなく鍵を受け取った。
『いつものように待っていて』
いつものように待っていて…――だなんて。
結城さん…
なんだかあたしここにまだ居たい気がしてる…