この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《愛撫の先に…》
第5章 《リラックスセラピー》
それから1時間後、
菜々美のリクエストで結城はファミレスへと向かいオーダーを済ませた。

『オムライスですか?』
『疲れたらオムライスです』
結城はおもしろそうに笑い菜々美は赤くなった。

その帰り道車内から陽子を見かけ呟いていたらしい。
『あっ、陽子』
昼間の会話からもしかして?っていう予測めいた口調だったらしく、
彼は車を直進ではなく左折させ気を利かせたのだ。

『待っていますから行ってきなさい』
『えっ?』

陽子の隣には澤井くんがいて相手は――
高瀬さんとあの男達がいた!
嫌っ!
行きたくない!

『行きたくない』
『あれは君をレイプした男達…―――』
『結城さん?』
『車で待っていてください』

エンジンを切り男達へと歩いて向かう結城に、
菜々美の鼓動は高まった。

陽子以外は男達だからか結城は彼女が危ない目にあっているのかと思ったらしい。
『遥斗…澤井遥斗はあたしの彼で1人じゃ危ないからってついてきてるわけなんだ』
結城は澤井に謝り男達に向き合った。

『君達はレイプされた女の苦しみを知っていますか?』

『邪魔した男!苦しみ?
濡れない女の事?
同意の上じゃん、
あの女はこいつを指名してきたんだし』

『同意の訳はない!
彼女は君達の遊びのおかげで毎晩うなされている!
どうやら反省の色は見受けられないらしい』
結城は向かってきた男の胸ぐらを掴んだ。

『女を愛する事なんて君達には無理なようだな。
集団での行為はもはや同意ではない』

殴ろうとする男達を難なく交わし一発ずつビンタをくらわせる結城。
『正当防衛だ』

車へと戻ってくる彼を見て菜々美の心がざわついた。
結城さん…
あたしの為に?
/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ