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《愛撫の先に…》
第6章 《ぬくもり…》
結城さん…
いきなりキスなんて…
『…なん…で…?――ひっく…―――』
結城が息継ぎをする為に少しだけ唇を離した瞬間、
菜々美が話しかけ泣いていた嗚咽が漏れて。
『…ひっく…、!?、ふっあ……』
結城が再び唇をふさぎ。
『あ!?、………んんぅん……ふっ……ぁ…ん』
菜々美から嗚咽ではなく感じ始めた微かな声だった。
唇が角度を変え押しつけられるかのようにキスは深くなる、
彼女の前髪に重なっていた金髪が唇の角度と同じくして互いの前髪を揺らす。
予言で寝てきた後にキスなんて嫌!
嫌なの!
嫉妬…?
だけどつかまらないタクシーを探して心細くなった後だけにあたしキスを拒めない…――
不意に唇が耳たぶに移り内部を舐められた瞬間に彼女は肩をくねらせ反応した。『ぁ…ン…』
タオルで拭いただけのブラウスが身をくねらせた為に上半身辺りに冷たさが伝わる。
『…冷た…』
結城は耳たぶを噛みながら彼女の言葉の意味を、
彼女自身が鎖骨辺りに指を当てた事により把握した。
結城は素早い手つきで上着を脱がせ、
下着が透けて見え肌に張りついたブラウスのボタンを外し始めた。
『結城さんっ!何を…』
『そのままじゃ風邪をひいてしまいます、
当然ブラジャーも…カップが湿っていますね』
結城はカップに手を這わせていた。
『上半身裸に?』
『君の裸を見ながらバスルームで2度洗っている、
乳房の形や乳首の色等はブラを取らなくても覚えていますよ』
『乳房…やだぁっ』
『ブラジャーまで取ろうと思ってはいない、
俺のTシャツを着せてあげる為だ』
結城はブラジャーだけにさせた彼女に後部座席から淡いブルーの衣服を掴んだ。
『Tシャツの上に俺の上着を重ねるといい』
素肌に直接あたる結城さんの衣服…
暖かいの…
あなたの衣服…
『君は俺のキスで泣き止みましたね―――』
結城はおもしろそうにニヤリと笑い、
菜々美は赤くなり。
あたし泣いていたのに………
いきなりキスなんて…
『…なん…で…?――ひっく…―――』
結城が息継ぎをする為に少しだけ唇を離した瞬間、
菜々美が話しかけ泣いていた嗚咽が漏れて。
『…ひっく…、!?、ふっあ……』
結城が再び唇をふさぎ。
『あ!?、………んんぅん……ふっ……ぁ…ん』
菜々美から嗚咽ではなく感じ始めた微かな声だった。
唇が角度を変え押しつけられるかのようにキスは深くなる、
彼女の前髪に重なっていた金髪が唇の角度と同じくして互いの前髪を揺らす。
予言で寝てきた後にキスなんて嫌!
嫌なの!
嫉妬…?
だけどつかまらないタクシーを探して心細くなった後だけにあたしキスを拒めない…――
不意に唇が耳たぶに移り内部を舐められた瞬間に彼女は肩をくねらせ反応した。『ぁ…ン…』
タオルで拭いただけのブラウスが身をくねらせた為に上半身辺りに冷たさが伝わる。
『…冷た…』
結城は耳たぶを噛みながら彼女の言葉の意味を、
彼女自身が鎖骨辺りに指を当てた事により把握した。
結城は素早い手つきで上着を脱がせ、
下着が透けて見え肌に張りついたブラウスのボタンを外し始めた。
『結城さんっ!何を…』
『そのままじゃ風邪をひいてしまいます、
当然ブラジャーも…カップが湿っていますね』
結城はカップに手を這わせていた。
『上半身裸に?』
『君の裸を見ながらバスルームで2度洗っている、
乳房の形や乳首の色等はブラを取らなくても覚えていますよ』
『乳房…やだぁっ』
『ブラジャーまで取ろうと思ってはいない、
俺のTシャツを着せてあげる為だ』
結城はブラジャーだけにさせた彼女に後部座席から淡いブルーの衣服を掴んだ。
『Tシャツの上に俺の上着を重ねるといい』
素肌に直接あたる結城さんの衣服…
暖かいの…
あなたの衣服…
『君は俺のキスで泣き止みましたね―――』
結城はおもしろそうにニヤリと笑い、
菜々美は赤くなり。
あたし泣いていたのに………