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《愛撫の先に…》
第7章 《感情のおもむくままに…》

……
………
次の日、終業後。
私服に着替えずに帰ろうとする菜々美を陽子が不思議そうな顔で問い詰める。

『着替えないで出ようとするなんて急ぎの用事?
レッスンに間に合わないの?まさか彼は着替える時間くらいで遅れたなんて事で怒ったりしないとおもうの』

『あの…陽子…えぇと』
『菜々美レッスンって何時から?』
『20時だけど…遅れないように19時にはホテルへ』
『今からご飯食べて向かっても間に合うじゃない。
着替えちゃえば?
待ってるから』

陽子には隠し通せないかも…

菜々美は陽子だけに聞こえるように耳打ちする。
『制服で来てって言われて…あの…だから』

『エロ〜いっ、
明日しっかり聞かせてもらおっっと』

エロい?
「君に似合っていた」と結城さんは笑ってたわ、
エロいってどういう…?


陽子が変にニヤニヤするからいろいろ考えちゃうじゃない…


……
19時過ぎ、スイートタイム。

菜々美が入るとフロントの男性社員は挨拶をしながら2007の鍵を出してくれた。『オーナーは先ほど勤務を終えて部屋にいると思いますよ』

『は、はい』
何も言わない内から鍵を…―
レッスンの事ばれているのかしら?
恥ずかしくて聞けない…
ううん、
契約者は毎晩来ているから彼はあたしを依頼者だと考えて…

エレベーターは菜々美の心拍数のように上昇し20階だといわんばかりにドアが開いた。

『おかえり…と言うべきでしょうか』

『おか…えり、って』

まるでまるで親近感っ?
『ただいま』

1階から運ばれてきた結城チョイスのメニューは、
女性向けを狙った提案プランらしい。
『美味しいですか?』
『はいっ』

んっ!
陽子、結城さんはいつもと変わらないわ、
エロいなんて気のせいよ。
『新プランメニューで満足いただいた後は俺にも満足させてほしいね』

えっ?
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