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《愛撫の先に…》
第7章 《感情のおもむくままに…》
菜々美は結城に抱かれたままの為に間近で彼と女のキスを見る事になる。

式場で見た人と違う!
けどなんであれ至近距離からこんなシーンなんて見たくない!

『私達ホテルに行くのに?大胆ですね?』
ショートカットの女はまんざらでもなさそうに笑う。
『あなたの指定したラブホに一緒に向かうはずでしたが…』
『寝ないの?』
『前後しましたが相手の男性の特徴は?』
女が首をかしげながら言うと結城は頷いた。

『俺は寝なくてもキスだけで予言が出来るんです。
彼はパソコンが苦手という事を内緒にし、
克服しようとパソコン教室を受講しようかと考えています。
俺様風な容姿ですが内面は頼りたがり、
押せ押せの姉御肌風にパソコン教室へと誘ってみてください』
『あら、そうなの〜?』

『俺の知り合いの女性が知ってのとうりこんな状況下で放ってはおけません。
指定されたラブホには行けませんが予言だけは約束でしたから道端でのキスだけで許していただきたい』

結城さん!?
今のキスは予言の為に…
そしてあたしを放っておく事は出来ないと?

嬉しいけど汚れた水のついた服であなたに抱かれるなんて恥ずかしいっっ!

でも放っておけないと言われ抱き上げられてるのは後でキュンキュンしながら、萌えちゃいそう…

予言――
あたし以外の女の人とはキスだけですらすら言えちゃうんだ?
あたしって女としての魅力に欠けるのかな?

『菜々美さん』
『えっ?』
『車まで歩きますよ』
『女の人は?』
『予言を聞いたら納得して帰りましたよ』
『ごめんなさい…あたしのせい…』
『女性は怒ってもいないし、俺も時間が空いた。
君を送って行こう』
『…くしゅ、ごめんなさい』

『早く着替えた方が良いのかもしれない、
やはりラブホへ』

『平気…』
もう少し抱き上げられていたい…

『ここからだと君のマンションが近い』

『ううん…タクシーの通る場所まで…』
送ってもらうと結城さんの負担になるわ…
明日もホテル業務があるのよね?

『あたしは平気…』
『バカを言うな!
背中を濡らした君を置き去りにして帰れる訳ないでしょう!
気になって眠れやしない』

えぇっ!
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