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《愛撫の先に…》
第7章 《感情のおもむくままに…》
『無茶苦茶な行動…』
『無茶苦茶です』
『迷惑よね?あの女の人だって本当は抱かれたかった…結城さんは…』
『俺は?』

『結城さんは今日も女の人を抱きたかったのかと…予言だもの』

『抱きたくない時だってありますよ…
予言の事についても話した方がよさそうですね』

予言…
話を振ったのはあたし…
聞きたくないような知りたいような…

『教えてください』
『予言とはキスまたは寝る事で依頼人は俺からアドバイスをもらう事、
翔子の言葉がきっかけでした』

『翔子…さん?』

呼び捨てってだけでも結城さんにとって特別なの?
予言は翔子さんの提案?
嫌なの…
だけどここで聞く事をやめたら翔子というわだかまりが!

『中谷家で写真をとったあの頃に俺は翔子を好きだった。

だけど将也を無視して2人だけで行動しようとは思わず何処に行くにも3人一緒で、
むしろそれが自然で当然と思えてた』

結城さん…
あたし将也さんや翔子さんが羨ましい…

『菜々美さん?』
『…ううん』
『叔父さんに呼ばれたからと先に帰った将也ある放課後…俺達は数人の他校に囲まれた』

結城さん!
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