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《愛撫の先に…》
第7章 《感情のおもむくままに…》
『菜々美さん何故そんな事を?
占いを予言を必要とする女達が寄ってくるからです』

『なんでって好…
ううん、結城さんにとって予言は大切な事?』

『翔子から始まった事だから』

『翔子さん…』

先ほどの過去を聞いていては翔子へのわだかまりがあり菜々美は言葉に詰まり、
せつなくて羨ましくて泣きそうで結城から離れた。

『端に寄ると落ちますよ?こっちに寄りなさい』
肩やウェストに彼の腕があてられベッド中心へ引き寄せられて。

『恋を叶えられて喜ぶ女の人は毎日会社やランチや夕食に行った店でも予言の話と相手の彼の話、
そしてあなたの話。
他人の事ばかり予言して結城さん自身恋はしないの?』

『する必要もない』

『結城さん自身を大切にしてほしいの』

『俺自身を大切に?俺には――』

会話は続くかと思われたが着信により途切れる事に、携帯を持ちベッドから出ていったからだ。

「する必要もない、俺には――」って何?
続きが怖くて聞けないけど知りたい!

俺には翔子がいる?
俺には女がいる?
言葉の続きをあてはめてみると落ち込んじゃう…

電話終わらないの?
結城さんの側で眠りたいの…

***

それから数日後、
菜々美が言うとうり予言をされた女達が恋が叶ったと化粧を直しながら喋っていた。

『こんな素敵な予言って何度でも経験したいわ』
『あたしも寝てみた〜い』
また聞いちゃった…
結城さんの予言テク…

菜々美は彼女らの隣で急いでポーチにファンデ等をしまい始めるが、
彼女らの話は続いた。

『だけど予言をストップするみたいな書き込みをされてるわけ〜、
今朝のサイトぉ〜』
『うっそぉ〜!』


どういう事?
あたしの言葉を気にして?

【いつもご利用ありがとうございます。
明日夜24時までの依頼者をもって予約を打ち切りたいと考えているところです。尚、当ホテルには引き続きご利用お待ちしております。
結城啓輔】

彼女らの話のとうりサイトにはこんなメッセージが書かれて。
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