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第7章 《感情のおもむくままに…》

菜々美はためらいながら胸を揉み始め結城を眺めると、彼は苦笑した。

『俺を気にしなくていいから会社オナニーを再現する手順で、
ショーツにあらたなる染みが出来ているかの確認がまだみたいですね』

膝丈のスカートの中に手を伸ばしそっと触れて彼女は赤くなる。

やだ…
さっきの言葉攻め・視線攻めでショーツにほんのり温かな染みが！
あたし結城さんの視線だけでも落ち着かないっ！
恥ずかしい！

『言葉攻めでも濡れるなんて…ふふっ、
かわいい人だな』

かわいい人だなって結城さんあたしときめいて良い？

菜々美は手を止めしばし夢見心地な思いに浸るが、
彼女は再び喘いだのは結城が身をかがめて片方の乳首へ唇をあてたからだ。

『！！、あぁっ…
結城さん感じちゃうっ…』
乳首へのキスは彼女の下半身へダイレクトに伝わりじわりと濡れる。

『手が止まってますよ』
『やだ…乳首を舐めながら喋らないで…そうじゃないとあたし』

『そうじゃないとあたし？何？』
彼は尚も喋りながら乳首を舐め吸った。

チュッチュッとリップ音を出しながら繰り返されるキスの衝撃は、
菜々美の下半身と思考をも狂わせる。

下半身がきゅっと締まり彼のモノを欲しがって！

『そうじゃないとあたしっ身体中から力が抜けてく…あぁまた…』

『ずっと抱いているでしょう力をぬいてくれていい、腑抜けになる程に感じてくれて嬉しいけど手が止まってますよ』

あっオナニー？

菜々美は再び乳房を揉み始めた。
『…あ…』
かすかな喘ぎ声が漏れるが結城からの愛撫からなる喘ぎではない。

……――？
乳房も張って乳首も尖っているのに喘ぎが続かない？あたしやっぱりオナニーが下手なの？

『菜々美さん俺が舐めた乳首へ指を這わせるといい』
結城さんあたしが考えてる事がわかるの？
そっちの胸に触れたら変わるというの？

触れた乳房の中心は彼の唾液で濡れて菜々美は軽く喘いだ。

『あぁ…』

その濡れた感触は菜々美に衝撃を与えたからになる。
『ふっ…
濡れた乳首の感触が気に入ったようですね』

結城さんあなたが欲しい…――――