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《愛撫の先に…》
第7章 《感情のおもむくままに…》
『濡れようと必死になるほど濡れない、わかるといいけど?』
『必死になるほど濡れない?』
『大切なのは楽しむ事、
性感帯を触って気持ち良さが見つけられたら喘ぎだって自然についてきます』
『気持ち良さが見つけられたら喘ぎも?』
『俺が見ていないと思ってリラックスして』

リラックスなんて無理…
あたしはあなたを意識しないではいられない…

結城はベルトを外したままいつでもスラックスを下げられる感じで中腰になっていた。

オナニーやり直しを待っているのよね?
結城さんに会いたくて堪らなかった日々を思い出して会社オナニーの続きを!

結城さん結城さん予言はやらなくちゃダメなの?
相沢さんが迫っても寝ないでいて!
あたしに相沢さんみたいな度胸があったら会いたくて堪らない日には
「抱いて」
とお願いしちゃうかも…

『………さん…』
菜々美は無意識にささやきながら乳房を揉み股間に手をあてた。

結城さん好きです!

そんな思いからか先ほどとは違うまるで彼の肌を撫でるかのような手つきに変わり始めた。
やわやわと優しく乳房を揉みながら突起した乳首に軽く指を這わせ、
それにより下半身がむずむずと疼き出し彼女は股間の丸みを撫でた。

『あぁ…』
菜々美は反応し吐息混じりに喘いだ。

菜々美はハッとして結城を見つめた。
結城が菜々美の手を包むかのように重ね、
先ほどした続きであるかのように乳房に刺激を加えたからである。

むにゅむにゅ‥

『あぁっ…ダメ…』

ぐにゅぐにゅ‥
丸く円を描くように。

彼女の手の中でまたしても乳首が主張する。
『あぁ…、―――さん』

声にならない結城を求める菜々美。

『菜々美さん誰を想像しています?』
『ゆう…あぁ、お願い!』
乳首を吸ってください!

『ゆう?』
『あぁ…好きです…』
はっきりと告げないまま告白していた菜々美。
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