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《愛撫の先に…》
第4章 《波紋…》
やはり高瀬1人ではなくテーブルには男3人女1人が居たのだ。
男達は高瀬の友達で、
女はいつか見たトイレで行為に及んだあの彼女になる。

『真面目で営業成績良いなんて俺が知ってる高瀬からは考えられねー』
『使い分けじゃん、
おまえが知ってるのはエロ話が好きな俺さ』
男達の会話。

「使い分け」
その一言でプライベートと営業との落差の違いに納得がいくが、
菜々美が惹かれた高瀬は真面目な方の外っ面だったのか。

このデートで自分の気持ちに答えを出そうとしている彼女にとっては重要事項だ。

『営業仕事は嫌いじゃないしA美も見つけたし』
『真面目なふりして受付のあたしを口説いて、
どっちの高瀬も好き〜』
呼び方が微妙に変わっていた。

『真面目に仕事して女もついてくれば役得じゃん、
先輩からも後輩からも頼られて』

そういう事?
連れてる彼女が毎回違うのは仕事先で見つけてるから!?
中谷専務の秘書を口説いたのもいつもの高瀬さんだというの!?

彼氏のこんな話題を聞きながらのご飯は美味しいはずはなく、
菜々美が口にしたのは野菜サラダだけになる。

『この後カラオケとラブホコースな』
『俺ら彼女なしはカラオケしたら帰れと?』
男達の会話。

『思い出した!
カラオケ店の駐車場でこの女が高そうな車から降りて走って逃げるのを見たんだ〜』

えっ、あたしの事!?

『化粧落ちてキスしたのがバレバレな顔でぇ〜』
車から降りて走って逃げる?
あの夜車が停められたのはカラオケ店、
結城さんに謝りたくて会った日…
キス後の顔を見られていたの!?

『あんた高瀬と二股かけてんの?』

A美の予期せぬ発言に皆が菜々美を見ていた。
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