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《愛撫の先に…》
第5章 《リラックスセラピー》
8:50彼女は遅刻する事なくアサヒコーポレーションへ向かって歩き出し、
振り返ると結城のシルバーの車は菜々美が社内に入る前に走り去った。

相沢が勤務前にデスクに来て耳打ちする内容に菜々美は胸がざわついた。
『さっきの人結城さんでしょ、江崎さん独り占めする気?』
『見てたの?』

『みんなの結城さんでしょ?江崎さん好きな人いるんだ?そうじゃなきゃ結城さんをつかまえないもんね』
『相沢さん何勝手な事…あたし好きな人なんて…』

『じゃあ偶然乗せてもらったの?』

相沢さんあたし仕事したいの…
デスクに肘をつくと書類見えないのよ…
結城さんが気になるなら告白しちゃえば?

菜々美は相沢の態度にイライラしながらパソコンを打ち、正午になると溜め息をついた。
『お疲れ、ご飯行こ』
『陽子…』
定食を食べた2人は公園に寄り道していた。

『昨夜眠ってないの?』

『ん…1人だと思い出しちゃって眠れなくなる』

『スイートタイムキャンセルする?』

『マンションに帰っても一緒…
いつまでも陽子の部屋に泊めてもらうのは悪いとわかってるの…
だから…』

『えらいえらい、
ねぇ…相沢にイライラきてた?』

『だってデスクからなかなか離れてくれないもん』

『そうじゃなくて…』
『えっ?』

陽子は高瀬以外の男なら誰でも…
もとい、
高瀬よりも結城を好きになってもらいたくてニヤリとした。

『いざとなったら彼は包容力があると思うわ』

『誰?澤井くんなら陽子の肩にいつも腕をまわしてるわ』

『気づいていないのかしら?菜々美ちゃん』

陽子?
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