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《愛撫の先に…》
第2章 《交渉成立!?…》
彼の言うとうりそれから5分経った頃、白と黒の制服を着たウエイター2人が料理を運んできた。

すぐ横の白いテーブルクロスがかけられた席に移動するよう促され。

白身魚のソテー・牛肉のタタキ・ウインナー3種盛り合わせ・野菜サラダ・リゾット。

『どうしました?お気に召さないんですか?』
結城はフォークとナイフを手に怪訝そうな顔をした。
『あの…食事が出るなんて知らなくて…』
彼女は視線を合わすポイントが分からずリゾットを見つめていた。

『胃に残るようなメニューは選んでませんよ、俺は。お気に召さないなら下げ――…』
『あのっ独り暮らしのOLなんて給料日しかこんなディナーを口にしな…』
彼女は普段の食生活を言いかけて赤くなった。

『フッ…
俺が毎日ディナーばかりだと思いますか?
契約の時以外にはラーメンだって食べますよ』

カチャカチャ‥
フォーク・ナイフの音しか聞こえなくなり、菜々美は緊張のあまり味さえもわからない。

手慣れているわ…
この人…
やっぱり毎日こんなディナーなのよ…
だってさりげなくスマートな食べ方をするんですもの…


……
静寂につつまれたディナーが終わる頃、結城は内線で話していた。
『アイスクリーム、女の子はみんな好きだろう』

内線で呼ばれたウエイター2人が食器を下げワゴンの音が遠ざかる。

最初に座ったソファーに促され菜々美は端に座った。『そんなに端に座ると拒否されているみたいで不愉快です』

タンッ‥
結城は中腰の姿勢でテーブルに手を付き彼女を凝視した。
『江崎さんあなたに拒否権はないはずです』
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