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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第8章 思ひ出綴り・その後 其の一~御所‥~
「ぁ ぁぁ 凄 い ! それっ ぁぁぁー!!」
続く責めに身体は勝手に暴れるが、朱雀様と焔がガッチリと押さえているので、上半身だけ‥それも胸だけが千切れんばかりに揺れ動くのみ…
「どうだ?
このまま快楽に壊れる、そなたでもあるまい…
もう少し楽しむとしようかのう」
神は壊れる事を知らず…
承知の上で朱雀様は、このような行為に及んでいる。
勿論、今の瑠衣に何を言っても耳には入ってはいない、ただ快楽だけを感じ、他は見えていないだろう。
焔を一度離し、服を全て脱ぐように命を出す…
焔ももう、躊躇う事も逆らう事も無く、ただ黙々と着ている物を全て抜き捨てた。
「はぁ はぁ はぁ 」
過ぎたる快感の余韻で肩で息をし、虚ろな瑠衣に朱雀様は更に囁き掛ける…
「そなたばかりでは焔も酷であろう?」
「はぁ はぁ は い…」
「焔よ、此方へ来い」
「はっ…」
二人の前‥特に瑠衣の前に焔は立つ…
「まだ緊張しておるようだの…
瑠衣よ、焔をその唇を持って諫めてやるが良い、やり方くらい知っておろう?」
「・・・・・」
コクンと一つだけ頷く…
後は焔の‥まだ中途半端の肉棒を手に取り、己の唇へと持ってゆく……
「るっ瑠衣様!?」
「んっっ…ちゅるっ…んっんっ」
ただ無心に肉棒にしゃぶり付く……
唇を開き舌を出しペロペロと肉棒の裏筋や鈴口に舌を這わせ、物足りないと言わんばかりに、その口の中に肉棒を含み、根元を両手で持って抽挿し、口内で舌を這わせ、チュルッとした音を立てて、焔の肉棒に縋るように責め上げる。
「んんっ…ちゅるっ‥ちゅるっ‥んはぁぁ…」
「うっっ!! 瑠衣様このままではっ!!」
完全に立ち上がり、急速にせり上がって来る射精感に、焔は慌てて口内から肉棒を引き抜いた。
「・・・あっっ………」
途中で止められた瑠衣は、唇を舌を少し出したまま‥焔の出した先走りの体液の糸を引きながら、何故という顔をする。
その姿が、またなんとも妖艶で、それでいて男心を掴むような卑猥さを醸し出して、更に上目使いに涙目で見られたら、壊すまで止まらなくなりそうな感覚に陥ってしまう。
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