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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第9章 思ひ出綴り・その後 其の二・~常その後に…~


どれくらい犯され続けたのだろう??

気の済んだ男達は離れたが、あまりのやり方に身体が動かない……

蜜壺も菊門も男が吐き出した大量の白濁が溢れ出て、トロトロと内股から布団へと流れ続けている。

それを見て、ニヤケ顔で笑い通り過ぎて行く男達……

他の女達も自分と同じように、グッタリと倒れている者ばかり‥いや、正気を失っているのも、中には耐えきれずに息絶えている女まで居る・・・


最低な宴……


人間の欲望丸出しの獣のような乱交…

拷問紛いの緊縛責め苦…

興味だけの羞恥行為…


普通の女には出来ない事を、此処で行い欲望を満たす低俗な男共。



(・・・
力は貰ったし‥まあ良いかあ・・・)


自分も少々変な方向に走っているとは思う…
薬のせいもあったが、この行為で快楽を見い出すなんて……

やはり‥自分の身体の方がおかしいのか???







明け方近く……

漸く動ける程度まで体力が回復し、とてもじゃないが白濁まみれで臭いも酷いので、風呂に入ってから屋敷を出た。


屋敷を出ると言った時、家主は驚き顔だったが、此処で行われた事は外には漏らさないという証文を書き、漸く納得して外に出す気になったようだ。





「はあ…
とんでもない一日だった」

力はしっかり頂いた、ただ今回は直ぐに殺らなかっただけ…

多分、数日中にあの男達は力尽き倒れる事だろう、そんなのは自分には関わり無い‥向こうが勝手に自分に手を出したのだから……


「さて‥戻ったら華因になんて説明しよう………」

責め苦と快楽にぶっ飛びました‥なんて間違っても言いたくない…

向こうも薄々は気付いているとは思うけど……


「とんだ厄介事…
でも、まぁ気持ち良かったし、もう一回くらいならば付き合っても良いかなあ??」

華因が聞いたら大声を上げられそうな事を呟き、瑠衣は華因と落ち合う為に島原へと足を向けた・・・・・


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