この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第10章 思ひ出綴り・その後 其の三・~"考"その後山崎~

「組紐縛ったままや…
さぞかし擦れるやろ」
そう言って後ろから、たわわに実った豊満な両胸を鷲掴み…
「んっっ・・・
このまま・・・ああん・・・やらしい場所・・・見えちゃう」
これだけなのに、熟れて熟した身体は敏感に反応して、甘い声を出してくれる……
しかも男心をくすぐる言葉ばかり、今すぐ突っ込んで快感に出る卑猥で甘い声を聞きたい。
「見えたらどうなるやろなー
仮にも新撰組一番隊副隊長やで、それが淫乱な女子やと回りが気付いたら、えらい騒ぎか好機の目線か……」
「それは・・・ああっ! 乳首摘まんじゃいやぁぁん!!」
「これだけやで?
後は隠れ家までお預けや」
鷲掴みにしていた両胸の乳首を少し摘まんだだけで、ピクンと身体を跳ねらせ形良い桃尻を、わいの股間に擦り付けて来る……
かなり淫乱に花開いたもんや・・・
「さっ、着流し着るんや」
「・・・山崎さんがそう言うなら・・・」
亀甲縛りの組紐の上に、着流しの袖を通す仕草が、また卑猥で色気があってたまらん。
早よ屯所を出て続きを朝まで楽しみたい、その卑猥な身体全てを支配して・・・・・
島原-
今日も賑わう島原遊郭、その中をかい潜りながら目的の隠れ家まで歩く。
「・・・・・はあ・・・・・」
橘といえば……
襟元を何時も以上にしっかりと締め、両胸を隠すように身を抱き、頬を赤くさせて内股気味に歩いている。
胸はまぁ隠す為だろうが、内股は‥組紐が擦れているんやろう、時々吐く吐息が快楽と痛みに耐えていると、こちらに訴えかけているようで………
「もう少しや…」
「・・・はぃ・・・」
多分、言葉にするのも辛いんやろなー
そうは思うが、此処まで来たら後には引けない。
橘を引っ張り、大通りから一本外れた裏街へと入ってゆく・・・
・

