この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。
第18章  動き出す事件
  


「着替え・・・」


 気が付き身体を触ると服は、きちんと着せられていた。


「何時だろう・・・痛っ。」


 気だるい身体をゆっくり起こすと体中が痛みを訴えて来た。ベッド脇のボタンを静かに押す。


「・・・彼方、さん。」


 ノドがカラカラでなかなか上手く声が出ない。


「おはようございます、月良さま。」


「おはよう、ございます・・・・・・
(朝、なのね・・・)」


 天井のスピーカーからは、訊き慣れてしまった声が反って来て朝なのだと理解出来た。


「いま、そちらに行きますね。」


「・・・はい。」


 答えるとすぐに通信が切れた。ゆっくりとベッドへと身体を倒した。

 身体は、痛みを訴えているし気怠<ケダル>さが重くのし掛かる。


「月良さま、彼方です。入ります。」


 少女の体調や様子を気にしながら部屋の鍵を開けて中に入った。


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ