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第20章 　闇に抱かれて

　　


「待て。」


　しゃがもうとする少女を止める。


「服を脱いで見せろ。」


「え･･･」


「なんだ。椥からこういう教育は、受けてないのか？」


　少女の初々しい反応全てが楽しかった。人形のような容姿の少女のストリップを見てみたいと欲望が内から叫んでいた。


「いつもは、脱がしてもらうんだろうが･･･たまには自分から脱いでみたらどうだ？」


「･･･判り、ました。」


　客の要望は、拒否しては、イケないと言い訊かされていた。
　震える手でワンピースのファスナーを後ろ手に下ろす。

　肩紐が落ちていく。


「（恥ず、かしいぃ･･･）」


「なかなかいい、見物だぞ･･･月良。」


　少女の心中が手に取るように判るのでとても満足してストリップを見物出来た。


「おいおい･･･なんて、下着を着けてんだお前は。」