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第24章 　幻の真実･･･？

　　


　少女が初仕事でどれだけ堕ちたのかを確認したかったのだ。


「〝なにを〟、お望み･･･ですか？」


「感想を言ってみて下さい。」


「〝屈した〟･･･と、言えば満足ですか？」


「なんですって？」


「犯人を、見付けました。」


　自分を屈服させたかったであろう男に負けないことをもう１度自分自身でも再認識する為にも示す為にもハッキリと告げた。


「･･･そう、ですか。それで？私に〝負けない〟とでも再度宣言しているつもりなのですか？」


「そう、です。お兄ちゃんは、無実なんです。私がここに居る意味は、ないハズです。」


「そうですか･･･。全く、、、〝躾〟のし直しが必要でねぇ。」


　少女がなにひとつ自分の思い通りの処まで堕ちて来ない少女にもう〝苛立ち〟の感情しかなかった。


「好き、に･･･して、、、下さい。。。負けるのは、、、あなたです。」