この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。
第32章  兄の元へ・・・
  


「自分のことを守れない人には、頼みません。
 せいぜい自分で頑張って下さい。」


 苛立つことしかない相手も電話を切った。


「〝頑張れ〟・・・だと?」


 電話を切った後一蓮托生だと思っていた人物から冷たく言われて怒りだけに支配される。


「俺を馬鹿にするなよ。」


 事務所は、辞めた。そして、全財産は安全な海外口座に移し終えた。


 》 》


 金持ちというだけで特に努力もしない者たちが上に居るのが許せない。
 ここまで来たにも関わらずゴミのようにあっさりと捨てられた。
 だから痛い目を見るのだ。

 馬鹿にされたまま終わるなんてあり得ない。


 《 《


「遅いなぁ~」


 用意をしてからしばらく経った。しかし少女の兄がやって来ないだけでなく案内人を任されている兄さえもやって来ないのだ。


「月良。
 ちょっと、見に行って電話してくる。」


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ