この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。
第32章  兄の元へ・・・
  


「有礼さま、急用だと相手方が申されておいでなのですが・・・」


「判りました。いま、開けます。」


 壁に掴まりながらドアを開けた。


「よう、月良!」


「っ!!?」


「おっと!!
 閉めんじゃねぇ!!」


「っ・・・・・・」


 ドアを開けなければよかった・・・など、遅い。そこには、初めての客として逢った乱暴な男が立っていた。


「怖くて震えてんのか?まぁ、いい。
 ご主人さまの処へ帰るぞ。」


 震えて今にも床にへたり込みそうになっている少女に冷たく言い放つ。


「・・・い、や・・・・・・」


 なんとか言えたのは、なににもならない言葉だけ。


「ガタガタ言わないで付いて来い。浚われたくないだろう?」


「っ・・・・・・
(干亜、、、さん・・・)」


 一瞬にして囚われていた感覚に身体も思考も支配されて〝拒否〟を忘れてしまった。


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ