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贖罪の檻。
第33章 真犯人の悪足掻き
ただ自分を求められたいと言う欲望ゆえの行動だと、判っていた。
部屋の中には、機械音と少女の声だけが卑猥に広がっていた。
「ぅん・・・取って、、、下さ・・・・・・」
「俺が〝欲しい〟・・・そう、言えたら取ってやってもいいぞ。」
「そ、、、んな・・・」
男の冷たいそして予想通りの言葉だったにも関わらず落胆してしまった。
決して、認めたくない。しかし身体は、度重なる焦らしの責めに負けてしまいそうだった。
「(よく、粘る。これは、椥も手放せないなぁ。こんなになっても堕ちきらないなんて・・・)」
先ほどから気が向けばローターの強さを変えているのだが初めて抱いた時よりも我慢強くなっている。
「まだか?」
「・・・もう、・・・・・・」
何度達しても許されない。〝男の牡が奥に欲しい〟と、言うまでは・・・。