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贖罪の檻。
第35章  主の交代
  


「さて、行きましょうか。」


「椥さま、どちらへ?」


 海外出張中に手元の札を全て奪われたにも関わらず何ごともなかったかのように過ごしていた主が急に言葉を発した。


「会長の所へ。」


 悔しかったが仕方がない。彼女をあの男から取り戻すには、それしかない。
 永遠に彼女を失うだろうが。


「車を回してくれますか?」


「はい、椥さま。」


 心配になりながらも車を回した。


 》 *


「さぁ、大人しく言うことを訊くんだ。」


「嫌です。・・・・・・絶対に。」


 自分は、助かったのだ。
 兄の無実は、証明されて助け出されたのだ。もう、誰の命令も訊く気などない。
 首を振って頑<カタク>なに拒絶する。


「困ったな・・・。
 身体に叩き込まないとダメなのか・・・?」


 ギシィ


 ベッドにゆっくりと乗った。


  
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