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贖罪の檻。
第36章 救われるまでの道のり・・・
しかしなんだかモヤモヤは、する・・・。この感情の名前を知らない。
〝救いたい〟と、思うこの感情も判らない。
《 《
「あっ、・・・・・・ぁあ。。。」
「なかなか、似合ってるぞ。」
服を全て剥ぎ取り縄で縛り上げた少女の姿は、妖しさが漂う美しいものだった。白い柔肌に荒縄がよく映える。
「苦しいか?」
「・・・解いて、、、。」
あらゆる所に縄が食い込んで痛みが走る。もう長いこと拘束されている手首の所為で手は、痛みを越してもう感覚も鈍くなっている。
言葉など通じないと判っていても願ってしまう。
「さぁさぁ、邪魔者が来る前にお前を俺のモノに仕切らないとな。」
「やめて。
もう・・・どうしてっ。。。」
男たちがどうして自分を前にすると狂気に満ちるのかが判らない。けして誘うような行動は、とっていないハズなのに・・・。