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贖罪の檻。
第39章 新たな檻へ・・・・・・
「会長にそう言って頂けてホッとしています。」
「はは。
これからも頼むぞ。今回の件で明莉が調子に乗るのは、目に見えている。
我が社の不利益ならないかよく見張っていていくれ。」
「はい。心得ました。」
会長に期待を変わらず掛けられて満足し部屋を出た。
》 》
「弁護を担当します、緑川 那斉<トモナリ>です。」
明莉の弁護士を解かれてからすぐに新たな依頼があった。
相手は、殺人を犯し未成年を拉致監禁した罪に問われている。
「お前がどこまで出来るのかを見てやる。」
「恵美さん。
あなたの印象は、最悪ですよ。私なんかを指名して・・・後悔しても知りませんよ。」
逮捕されても高圧的で自信家な依頼人にため息が出る。
「お前の腕次第だろう。」
「まぁ、頑張ってみます。」