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贖罪の檻。
第6章 始まる調教行為
「月良。苦しいでしょう?〝どうして私が〟っと思っているでしょうね。」
涙を流す少女に冷たく声を掛ける。
「しかし、昨夜も言いましたね・・・。あなたのお兄さんが私の妹を殺した。だから私は、あなたを貰い受けます。
兄妹2人で生きて来たあなたたちに救いの手は、ありません。ですから・・・お兄さんが収監されている間に〝慰謝料〟を用立てなくては、いけません。
ここに居れば仕事も食事も心配など要りません。だからこれから私が教える全てを覚えなければいけませんよ。」
怯え身体を震わせる少女に説明を丁寧にする。
「お兄、ちゃんを・・・〝助ける〟?」
度重なる仕打ちにさすがに限界を迎えようとしていた頭と心に男の言い分が最<モット>もらしく訊こえた。
「全てを受け入れて私に従いなさい。」
ギシィ・・・
「あっ・・・・・・」
ゆっくりと身体をベッドに押し倒され覆い被さる体勢の男から柔らかく口付けられた。