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わたしはショートケーキが嫌い
第6章 関与している(疑惑)




「おはよう」

ムカムカしながらスクールバスを待っている俺に、聞き慣れた声が挨拶をしてきた。
俺は振り向いて挨拶してきたやつを見た。

「おー、慶太。おはよう」

振り返った先には黒縁眼鏡を掛けて、やたら背の高い友達の慶太がいた。
慶太は首を傾げながら『なんか恭平イライラしてるね』と言ってきた。

そんなに分かりやすく顔に出てたかな?

さり気なく暗転したスマホの画面を鏡代わりにして、自分の顔を確認した。
特に怒った顔はしてねーな。

「別に、イライラしてねーよ」

「けど不機嫌そうな目してる」

「んな事ねーよ。いつも通りキュートアイだわ」

「放火魔みたいな目がキュートなの?」

バシっと、慶太の頭を叩いた。
俺に叩かれた慶太は『いたい』と薄いリアクションをして、叩かれた頭を擦っていた。

本当にこいつは毒舌だ。
放火魔みたいな目って、もうちょい例えがあるだろ。
てか放火魔みたいな目ってどんな目だよ。

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