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【寵姫】籠の中の牝獣たち
第2章 第一章 歪み

鏡花の寝室の中央には、クイーンサイズのベッドが座していた。ホテルのように整えられたリネンの海に、その部屋の主は背中から倒れる。従者は、ベッドの足下へと腰かけた。
「今日理沙にからかわれたの。鏡花はお嬢様だから変わってる、なんて言われて」
在学している大学の友人の名を出しながら、鏡花は枕元に体を伸ばした。広すぎるベッドが災いして手が届かないのか、
「ふっ……ぅんっ……」
猫のようにしなやかな肢体を伸ばし、枕をひとつ掴むことに成功した。肉厚で高さがあり、頭を支えるには幅広で大きめだ。それを足下の方に座っている智恵子にりながら、鏡花は首をかしげる。
「理沙と比べて、私変わってるのかな」
「お嬢様は、大学で梨沙さん以外から変わってると言われたことはありますか?奇異の視線を向けられたり」
ないよ、と応えながら鏡花は腰を上げた。倒れた状態で体育座りをするように膝を抱え込む。ミニのワンピースから露になりそうな足の付け根が天を向いても、桃肉の形は揺るがなかった。
腰とベッドの下にできた隙間に智恵子が枕を差し込むと、鏡花は挑発的に腰を上げたままにされた。
「梨沙さんも、悪意があって言っているのではありませんよ。友達だから、からかいたくもなるのです……では」
智恵子が促すと、鏡花は抱えていた膝の裏にそれぞれ手を入れて、大きく広げて見せた。
「今日理沙にからかわれたの。鏡花はお嬢様だから変わってる、なんて言われて」
在学している大学の友人の名を出しながら、鏡花は枕元に体を伸ばした。広すぎるベッドが災いして手が届かないのか、
「ふっ……ぅんっ……」
猫のようにしなやかな肢体を伸ばし、枕をひとつ掴むことに成功した。肉厚で高さがあり、頭を支えるには幅広で大きめだ。それを足下の方に座っている智恵子にりながら、鏡花は首をかしげる。
「理沙と比べて、私変わってるのかな」
「お嬢様は、大学で梨沙さん以外から変わってると言われたことはありますか?奇異の視線を向けられたり」
ないよ、と応えながら鏡花は腰を上げた。倒れた状態で体育座りをするように膝を抱え込む。ミニのワンピースから露になりそうな足の付け根が天を向いても、桃肉の形は揺るがなかった。
腰とベッドの下にできた隙間に智恵子が枕を差し込むと、鏡花は挑発的に腰を上げたままにされた。
「梨沙さんも、悪意があって言っているのではありませんよ。友達だから、からかいたくもなるのです……では」
智恵子が促すと、鏡花は抱えていた膝の裏にそれぞれ手を入れて、大きく広げて見せた。

