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【寵姫】籠の中の牝獣たち
第2章 第一章 歪み

昨日と同じように、“まだそれがそこにあること”を確認するのが智恵子のやるべきことの一つだった。親指を離し、同性でも性的興奮を覚えそうな大陰唇に触れた。
虫の歩みを思わせる軽さと遅さで鏡花の股間に指を走らせる。指先に帰ってくる感覚で、鏡花の肌が粟立つのが分かった。
「ん……やっ、ぁっ……」
呼吸が早くなる。大開脚したままの足を抱える腕が、時折電気を受けたように跳ねる。鏡花の反応を心地よいものと判断して愛撫を続けていると、誰にも踏み荒らされていない秘所から滲み出るものが見えた。
「今日はいつもより早いですね」
「そう、かな」
そんなことないでしょ、と言いたげな鏡花から溢れたそれを指で掬ってやる。くちゅ、くちゅと、思っていたより大きな水音がした。
「何か良いことでもありましたか?」
「あっ、ど、どうだと思う?……っぁああっ!」
鏡花の声のトーンが高くなった。彼女の湿りを掬い取った智恵子が、濡れ光る指で肉貝の上側をまさぐったのだ。指が、重なりあう肉の間に隠れていた陰核に当たった瞬間、鏡花はそれまでで最も大きな声を発した。
「すぐ濡れる時は、何か良いことがあったか、学校で我慢できずにオナニーされた時と決まっておりますから。それはまあ、どちらにしてもお嬢様にとっては良いことなのですから、教えていただきたいと思いました」
「あっ、ああんっ、あぁ……あっ、そこっ!」
肉襞の中から真珠を見つけ出した智恵子は、それを無くさないように指先で何度も確認した。
虫の歩みを思わせる軽さと遅さで鏡花の股間に指を走らせる。指先に帰ってくる感覚で、鏡花の肌が粟立つのが分かった。
「ん……やっ、ぁっ……」
呼吸が早くなる。大開脚したままの足を抱える腕が、時折電気を受けたように跳ねる。鏡花の反応を心地よいものと判断して愛撫を続けていると、誰にも踏み荒らされていない秘所から滲み出るものが見えた。
「今日はいつもより早いですね」
「そう、かな」
そんなことないでしょ、と言いたげな鏡花から溢れたそれを指で掬ってやる。くちゅ、くちゅと、思っていたより大きな水音がした。
「何か良いことでもありましたか?」
「あっ、ど、どうだと思う?……っぁああっ!」
鏡花の声のトーンが高くなった。彼女の湿りを掬い取った智恵子が、濡れ光る指で肉貝の上側をまさぐったのだ。指が、重なりあう肉の間に隠れていた陰核に当たった瞬間、鏡花はそれまでで最も大きな声を発した。
「すぐ濡れる時は、何か良いことがあったか、学校で我慢できずにオナニーされた時と決まっておりますから。それはまあ、どちらにしてもお嬢様にとっては良いことなのですから、教えていただきたいと思いました」
「あっ、ああんっ、あぁ……あっ、そこっ!」
肉襞の中から真珠を見つけ出した智恵子は、それを無くさないように指先で何度も確認した。

