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【寵姫】籠の中の牝獣たち
第1章 序章 【蠢く悪意】

「ああっ……やめて、こんな格好で……」
膝の裏に手を差し込まれて、大きく開脚される。幼児が排尿を促されるような姿勢。自身の全てを疲労するような恥辱だが、女はクタクタと首を振るだけだった。潮と尿を撒き散らした際に、抵抗心も放り出してしまったようだった。
「私の愚息は、お粗末な口戯では満足できなかったようだ」
その言葉が示すとおり、東藤の肉棹は微塵の揺るぎもなく天上を睨み付けた。すでに五十も半ばを過ぎようという者の陰茎は、しかし、少年のように精気に満ちていた。口淫の唾液で濡れ光る男根は窓から差し込む光を照り返し、肉の畑を耕す農工具だった。
「お前にとっても残念であったが、私にとっても残念至極だ。上の口がし損ねた奉仕は、下の口に続きをしてもらおう」
女の体はゆっくりと高さを下げていき、肉槍の先端が肉貝の中心に潜り込んだ。初々しい恋人たちの下手くそな接吻のような音がしたが、抵抗はなかった。淫穴からは十分すぎるほどの粘液が吐き出され、淫茎を塗り直していた。ただ、電気を受けたように女の腰が跳ねた。
「んっ」
膝を抱き上げられたまま、女は股ぐらに力を入れた。だが、内腿が張るほど力を込めても、濡れまみれた淫穴の握力では剛直を止められなかった。
「ぁああーっ!はぁっ、あん!」
肉門の最奥まで打ち抜かれ、甘美に染まった絶叫が上がった。
膝の裏に手を差し込まれて、大きく開脚される。幼児が排尿を促されるような姿勢。自身の全てを疲労するような恥辱だが、女はクタクタと首を振るだけだった。潮と尿を撒き散らした際に、抵抗心も放り出してしまったようだった。
「私の愚息は、お粗末な口戯では満足できなかったようだ」
その言葉が示すとおり、東藤の肉棹は微塵の揺るぎもなく天上を睨み付けた。すでに五十も半ばを過ぎようという者の陰茎は、しかし、少年のように精気に満ちていた。口淫の唾液で濡れ光る男根は窓から差し込む光を照り返し、肉の畑を耕す農工具だった。
「お前にとっても残念であったが、私にとっても残念至極だ。上の口がし損ねた奉仕は、下の口に続きをしてもらおう」
女の体はゆっくりと高さを下げていき、肉槍の先端が肉貝の中心に潜り込んだ。初々しい恋人たちの下手くそな接吻のような音がしたが、抵抗はなかった。淫穴からは十分すぎるほどの粘液が吐き出され、淫茎を塗り直していた。ただ、電気を受けたように女の腰が跳ねた。
「んっ」
膝を抱き上げられたまま、女は股ぐらに力を入れた。だが、内腿が張るほど力を込めても、濡れまみれた淫穴の握力では剛直を止められなかった。
「ぁああーっ!はぁっ、あん!」
肉門の最奥まで打ち抜かれ、甘美に染まった絶叫が上がった。

