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第4章 引っ越し・序章

コンビニに入り、見てもらえそうな男の人はいないかとチェックしてみます


雑誌コーナーに土木作業員のような２０歳前後の男性が２人、飲み物のコーナーに高校生位の男の子が２人います


土木作業員らしき２人がしきりにこちらを…私の身体を品定めするように見ています…


私は、飲み物のコーナーへ向かいコーヒーを２本とお茶を１本、お弁当のコーナーでおにぎりとサンドウィッチを選んで買い、コンビニを出ました。



残念ながらコンビニエンスストアには、見せたくなるような男性はいませんでした…




二件となりの１００円ショップに入ると洗面用品コーナーに向かい、白バスタオル一枚とボディーソープ、お風呂用の椅子を一脚選びました。


少し前から左隣に落ち着きのない人の気配を感じ、さりげなく確認すると、ブレザーの学生服をきた真面目そうな男子高校生がいます


もしかして…と、期待しながら二列裏の文房具コーナへ向かいます…


文房具のコーナーに着くと、ノートの棚の辺りでしゃがみました


１５秒後くらいでしょうか、先程の高校生がしゃがんだ私の後ろをゆっくり通り、棚を挟んだ反対側へ消えました


実はここの店の商品棚は網目状の板で仕切られている為、反対側が見えるのです