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第3章 身体計測～前日～　【碧里編】

「ふん。つまりは、内容が過激すぎると言いたいわけだな？」

「過激と言いますか何と言いますか……えっと……うーん……そうですね、はい。少なくとも、私は少しばかりやり過ぎな気がしまして……正直に申し上げると、訴えられたり通報されたりしないか不安ですよ」

　慎重に言葉を選びながら話す水沢。

　坂本はにたりと笑って言った。

「そういうことは全く心配しなくてよろしい。責任なら、私が全て取ってやる。しかしながら、君がどうしても嫌だと言うのなら、こちらには強制するつもりは全くない。そういうときのために、代役を務められる人材を、数名おさえてあるからな。前日の今から頼んだって、きっと断らないはずだ」

「あ、いえ……私だって、嫌だというわけではないんです！　それは、その……私だって、やってみたいですよ、本心では」

「ははは、正直だな。大いにけっこう！　なら何も問題はないはずだ。責任は全て私が取るわけだからな」

　坂本はやおら立ち上がると、水沢の肩をポンポンと叩いて話を続けた。