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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第19章 保健の授業~胡桃と美緒に話す碧里~ 【碧里編】
 ここで胡桃が顔を輝かせて口を挟む。

「あ~! 分かった! その相手って、前話してた柳瀬君でしょ?」

 図星なのでビクッとする碧里の様子を楽しげに見やりながら、胡桃が続ける。

「やっぱり! 碧里は柳瀬君のこと、好きだもんね~」

「そ、そんなことないよ!」

「ホントに? ラブの意味ではなく、ライクの意味でも、好きじゃないの?」

「そ、それは……。恋愛的な意味でなければ……好きだよ、そりゃ」

 この言葉を聞き、嬉しそうに笑う胡桃。

 美緒もいつになく、にこにこしている。

 そんな二人に、碧里が言った。

「もう~! 二人だって、気になる男子がいるって言ってたくせにぃ」




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