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第23章 美術の授業～立ちポーズ～　【胡桃編】

　男子たちの熱視線に全く慣れることができない胡桃は、視線を泳がせているうちに、教室の後方から自分を見つめている矢上と目が合った。

　胡桃は慌てて目をそらしたが、それは矢上も同様だったようだ。

　胡桃にとっては幸いなことに、矢上の場所からは、胡桃の花裂はほとんど見えていないようなので、胡桃は思わず安堵の息を漏らした。

　心の内で、「慎也君に、すっぽんぽんの姿を見られてしまってるのは嫌だけど、アソコまではしっかり見られていないみたい。よかった」と思いながら。

　しかし、裸を見られていることに変わりはなく、乳首を硬くしたり秘所を濡らしたりしていることも矢上にバレバレなので、胡桃の真っ赤な顔色がさらに赤くなってしまう。

　胡桃にはもう、矢上の方をうかがう勇気がなくなったが、矢上に裸を見られていることを思うだけで、加速度的に胡桃の秘所は潤いを増していった。

　太ももにまで、花蜜が垂れてしまうほどに。