パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 美術の授業～後背位に似たポーズ～　【胡桃編】

　鈴木はさらに言葉を続けた。

「こういう説明は、まるで保健の授業のようで、デッサンとは無関係に思えるかもしれないが、それは大きな誤りだ。解剖学や、人の身体の仕組みについて深く知ることは、人体をデッサンする際に大いに役立つのだ。さて、堅苦しい説明はこのくらいにしておいて、残りの時間で、瀬戸川と矢上に２ポーズだけとってもらって、各８分ずつ、計１６分間のデッサンの時間をとってみようと思う。もちろん、間には十分な休憩を挟んで。ということで、早速、二人にポーズをお願いしよう」

　そう言うと、鈴木は即座にポーズの指示を出していく。

　羞恥と興奮、そして屈辱感に半ば呆然としつつも、「あと２０分程度我慢すれば、全てが終わる」と心の中で思い、胡桃は自らを奮い立たせて、鈴木の指示に従った。