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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第26章 美術の授業~後背位に似たポーズ~ 【胡桃編】
 思い出されたことというのは、碧里が「保健の授業」にて性交をさせられたということだった。

 碧里の親友であり、柳瀬とも何度か会話を交わしたことがある胡桃としては、内心密かに「碧里と柳瀬君は両思いだな」という確信が前々からあったので、強制的にさせられたとはいえその性交からあまり悲壮感などは感じていなかったが。

 だが、もし万が一にも、ここで自分と矢上が同じように性交させられてしまった場合は、碧里の場合とは「同じでは決してない」と胡桃は思っているので、ここに来て恐怖感まで湧いてきた。

 矢上に対しては、友情以外の感情を胡桃は抱いていなかったし、矢上も同じ気持ちだと思われたので。



 そうして胡桃が四つんばいで色々と考えているうちに、鈴木は矢上にも指示を出していく。

「矢上は、瀬戸川と同じ方向を向き、膝立ちするんだ。右膝は立てて、左膝は地面につけておくこと」

 言われたとおりのポーズをその場でとる矢上。




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