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第4章 身体計測～脱衣～　【碧里編】

　碧里本人にとっては不本意ながらも、こうして大勢に下着姿を見られることはあらかじめ分かっていたので、自分なりの「勝負下着」を着けてきた碧里。

　色は、名前のイメージにも合う、淡いエメラルドグリーンで、上下セットのものだ。

　派手すぎない程度に、レースもついており、碧里お気に入りの一着だ。

　目を爛々と輝かせて、そんな碧里の下着姿を凝視する男子たち。

　堂々と注視してきている男子たちは口々に、「最高！」「いいぞ！」「かわいいブラとパンツだ！」などと叫ぶように言っている。

　無論、柳瀬ら一部の男子は気を遣って見ないようにしてくれていたし、そこまで堂々と見てこない男子も少なくなかったが。

　ただ、とっくに羞恥で頬を染めている碧里にとっては、そんな周囲の様子を確認する余裕もなく、「次はブラも取らないと」とそのことばかりが頭を駆け巡っていた。