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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第27章 美術の授業~背面座位のポーズで~ 【胡桃編】
やがて二人が制服を元通り着たとき、ちょうどチャイムが鳴った。
鈴木が時計を見ながら大きな声で言う。
「いいタイミングだな。それじゃ、今日の授業はこのあたりで終わりにしよう。ああ、『起立、礼』の号令はなしで良い。それでは」
鈴木は言い終わると、今度は胡桃の方を向いて、声を落として言う。
「じゃあ、瀬戸川は一緒に職員室まで来てくれ。アフターピルを渡すから」
胡桃はまだ元通りの精神状態に戻れていなかったが、「この場から一刻も早く離れたい」という思いから、素直に「はい」と言い、鈴木の後に続いて美術室を出た。
その場にとどまっていると、周りの男子から冷やかしや野次を受けたり、矢上との気まずい会話を始めないといけなったりするだろうと、胡桃は恐れていたからだ。
矢上はその顔に、「申し訳なさ」とも「寂しさ」ともとれる、複雑な表情を浮かべながら、ドアから出ていく胡桃と鈴木を横目で見ていた。
鈴木が時計を見ながら大きな声で言う。
「いいタイミングだな。それじゃ、今日の授業はこのあたりで終わりにしよう。ああ、『起立、礼』の号令はなしで良い。それでは」
鈴木は言い終わると、今度は胡桃の方を向いて、声を落として言う。
「じゃあ、瀬戸川は一緒に職員室まで来てくれ。アフターピルを渡すから」
胡桃はまだ元通りの精神状態に戻れていなかったが、「この場から一刻も早く離れたい」という思いから、素直に「はい」と言い、鈴木の後に続いて美術室を出た。
その場にとどまっていると、周りの男子から冷やかしや野次を受けたり、矢上との気まずい会話を始めないといけなったりするだろうと、胡桃は恐れていたからだ。
矢上はその顔に、「申し訳なさ」とも「寂しさ」ともとれる、複雑な表情を浮かべながら、ドアから出ていく胡桃と鈴木を横目で見ていた。