この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第32章 修学旅行~胡桃の部屋で~ 【胡桃編】
ここでなぜか少し言葉を切った矢上は、視線を泳がせる。
急に黙り込んだ矢上を不審に思った胡桃が言った。
「柳瀬君のこと、嫌いなの?」
「いや、そういうわけじゃないけど……。嫌いなのはむしろ、あのマナー違反の三人組の方だし」
「でしょ! 柳瀬君は良い人だからね~」
「……まぁ、そうみたいだな。俺は、さっき1回会っただけだけど」
「うんうん、私もそんなに頻繁に柳瀬君とは会ってないけど、良い人だってことはすぐ分かったよ。口が堅い慎也君にだけ教えるけど、もしかすると、柳瀬君は碧里のことが好きなのかも」
「あ、そうなのか!」
嬉しそうな矢上に向かって、胡桃も笑顔で言う。
「慎也君って、あまりそういう噂話って、好きじゃないタイプかと思ってた。意外と、こういう話にも食いついてくれるんだね」
「ん、まぁ、時と場合による」
「何それ~。またよく分かんないことを言って、はぐらかそうとしてる!」
面白そうに笑いながら言う胡桃を見ながら、矢上も朗らかに笑う。
しかしそんなとき、ドアをノックする音が聞こえて、二人は思わず話をやめ、そちらを向いた。
急に黙り込んだ矢上を不審に思った胡桃が言った。
「柳瀬君のこと、嫌いなの?」
「いや、そういうわけじゃないけど……。嫌いなのはむしろ、あのマナー違反の三人組の方だし」
「でしょ! 柳瀬君は良い人だからね~」
「……まぁ、そうみたいだな。俺は、さっき1回会っただけだけど」
「うんうん、私もそんなに頻繁に柳瀬君とは会ってないけど、良い人だってことはすぐ分かったよ。口が堅い慎也君にだけ教えるけど、もしかすると、柳瀬君は碧里のことが好きなのかも」
「あ、そうなのか!」
嬉しそうな矢上に向かって、胡桃も笑顔で言う。
「慎也君って、あまりそういう噂話って、好きじゃないタイプかと思ってた。意外と、こういう話にも食いついてくれるんだね」
「ん、まぁ、時と場合による」
「何それ~。またよく分かんないことを言って、はぐらかそうとしてる!」
面白そうに笑いながら言う胡桃を見ながら、矢上も朗らかに笑う。
しかしそんなとき、ドアをノックする音が聞こえて、二人は思わず話をやめ、そちらを向いた。