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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第45章 体育祭~借り物競争~ 【美緒編】
 自分の意思に反して、極度の興奮により秘所から花蜜を少し漏らしている美緒は、ますます狼狽の極地に立たされた。

 自分の反応が悔しく、「なんで濡れてるの! きっと気のせい」と思うようにする美緒。

 そして、なおも杉浦に食い下がった。

 周囲の視線を痛いほど感じながら。

「今すぐ、返してほしいです!」

「ほら、今のレースが終わって、もう次のレースが開始されたから、もうすぐだぞ。……おや?」

 最後の言葉は、いかにも白々しい様子で言われた。

 恐らく、杉浦には全ての段取りが前もって分かっていたのだろう。

 杉浦が振り向いた先には、始まったばかりのレースの走者三人が、杉浦や美緒のいるところに向かって全力疾走している姿があった。

 美緒もそれに気づき、さらなる悪い予感に襲われる。




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