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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第11章 身体計測~性感検査~ 【碧里編】
 やがて快感の波は静かに去っていったが、碧里は放心状態で、身体を隠すことすら忘れているようだ。

 その表情にはどこか充足感も垣間見られ、荒い呼吸とともに身体を上下に揺らしていた。

 そんな様子を黙って見つめる一同とカメラのレンズ。

 束の間の静寂を破って、水沢が言った。

「うん、ちゃんとしっかり感じたみたいだな。異常なしだ。春日井さん、お疲れ様」

 その声でハッと我に変えると、碧里は大慌てで胸と下腹部に手を当てて隠す。

 男子たちはやや残念そうな面持ちで下着を元通り着けると、口々に「お疲れ!」「いいものを見させてもらった」「エロすぎるイきっぷりだった」「女子がイくところを初めて生で見れて感動」などど、碧里に声をかける。

 ねぎらいの声もあったが、大方は野次の続きだった。

 碧里は声も出せない状態でベッドから跳ね起きると、ショーツを置いておいた場所までダッシュする。

 そして、秘所が花蜜でぐしょぐしょなのも気にせず、ショーツを着けると、真っ赤な顔のまま振り返りもせずに保健室を出て、教室へと一人で戻っていった。

 勝手な行動だったが、水沢も斉藤もニヤニヤするばかりで、怒ったり驚いたりする様子はない。

 ほとんどの男子たちも同じ様子だったが、柳瀬ら一部男子のみ、碧里を心配しているのか、罪悪感を感じているのか、すごく複雑そうな表情をしていた。




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