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いとかなし
第11章 きみにこい いたもすべな
抱きかかえたままゴロンと寝そべり、腕枕のまま懐に入れた。
「今夜は寝よっか」
微睡みながら啓司が呟く。
「今夜は?」
ふふっと思わせぶりに笑った次の瞬間には啓司は寝息を立てていた。
糸は布団を探して体を起こす。
「あ…」
啓司の股のそばには精子を溢すゴムが抜け殻になって落ちていた。
思わず啓司のを見ると、へにゃへにゃに脱力していた。
クスッと笑ってゴムをティッシュに包むとゴミ箱に捨てた。
布団に包まって、啓司の懐に潜り込む。
「おやすみなさい」
頬にキスをして眠りについた。
✳︎✳︎✳︎
朝食の支度に来た仲居さんの声かけで二人は目覚めた。
先に啓司が浴衣を直して対応した。
「今夜は寝よっか」
微睡みながら啓司が呟く。
「今夜は?」
ふふっと思わせぶりに笑った次の瞬間には啓司は寝息を立てていた。
糸は布団を探して体を起こす。
「あ…」
啓司の股のそばには精子を溢すゴムが抜け殻になって落ちていた。
思わず啓司のを見ると、へにゃへにゃに脱力していた。
クスッと笑ってゴムをティッシュに包むとゴミ箱に捨てた。
布団に包まって、啓司の懐に潜り込む。
「おやすみなさい」
頬にキスをして眠りについた。
✳︎✳︎✳︎
朝食の支度に来た仲居さんの声かけで二人は目覚めた。
先に啓司が浴衣を直して対応した。