この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いとかなし
第15章 ゆうづきし おおいなせそくも
ランチ終わりのエレベーターホールはそこそこ混んでいる。

「黒柳、プレゼンお疲れ!」
「おめでとう!やったな!」

あちこちから声が掛かり、少し照れた様に返事をする賢都。

「黒柳くん、お祝いしようよー!」
「空いてる日教えて〜」

女の子の黄色い声とともにエレベーターに乗り込んだ。

「何ですか?」

ふふっと小さく笑った筈が賢都が首を傾げる。

「賢都くん、カッコいいもんね、大変だ」

「本当にそう思ってます?何か楽しんでるでしょ?」

「ないない!」

「顔、ニヤけてますって」

不服そうに唇を尖らす賢都に、糸は破顔して背を向けた。

午後の仕事を終えて、定時上がりの千津子と一階で待ち合わせた。
/232ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ