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いとかなし
第2章 あふことの たえてしなくは なかなかに
「うち古いけど一軒家だし、部屋も空いてるよ、他にも同居人がいるけど、みんな大歓迎」

唐突な申し出に糸は唖然としている。

「家賃もいらないし、支払いも肩代わりするから、その返済が終わるまででもいい」

そんなうまい話があるだろうか。

「うちにおいで」

にこっと破顔した啓司に、いつの間にか警戒心をもつ隙間すら無くなっていて、思わず頷いてしまった自分を戒め様にも後の祭りだった。

バーベキューの輪に戻ると魚釣りに誘った恒平が大きな声でどう?と尋ねた。

啓司が親指を立てると万歳三唱が沸き起こり、ああこれは仕組まれていた事なんだとわかったけれど、あまりに啓司が喜んでいるから、怒る気にもなれなかった。
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