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いとかなし
第16章 あをまつと きみがぬれけん
「啓司さんが好きなだけ…」
消え入りそうな声は啓司に届いただろうか?
返事が欲しい訳では無いけれど、無反応にも不安になる。
「け…っんふっ、ぅっ…」
するりと腕が解かれて、気づいた時には啓司の腕の中で唇を奪われていた。
それこそ人が通らないとも限らない道の真ん中で、啓司は糸の唇を貪った。
「ふっ…んっ…あふ…ぅ…」
角度を変えては、深く深く舌を差し込まれ、いつに無く性急な啓司の舌に翻弄される。
逃げる糸の舌を執拗に追回し絡め取ると、チュルッジュルッと音を立てて吸い上げた。
「んふっ…うぅっ…ン…」
身体で押されて、後退りをすると直ぐに背中は家の塀に止められてしまう。
糸の脚の間に足を割入れられて、ますます身動きが取れなくなった。
消え入りそうな声は啓司に届いただろうか?
返事が欲しい訳では無いけれど、無反応にも不安になる。
「け…っんふっ、ぅっ…」
するりと腕が解かれて、気づいた時には啓司の腕の中で唇を奪われていた。
それこそ人が通らないとも限らない道の真ん中で、啓司は糸の唇を貪った。
「ふっ…んっ…あふ…ぅ…」
角度を変えては、深く深く舌を差し込まれ、いつに無く性急な啓司の舌に翻弄される。
逃げる糸の舌を執拗に追回し絡め取ると、チュルッジュルッと音を立てて吸い上げた。
「んふっ…うぅっ…ン…」
身体で押されて、後退りをすると直ぐに背中は家の塀に止められてしまう。
糸の脚の間に足を割入れられて、ますます身動きが取れなくなった。