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いとかなし
第18章 ますらおも かくこいけるを
「糸さんのこと真千子から聞いてたの、その時ね、啓司が言ったのよ」

深月は目を細めて口元を緩めた。

「俺が大事にしたいって」

糸は目を丸くした。

「会ったこともなければ、顔も知らないのによく言うわよね、でもね、啓司にとって糸さんは家を空けて、周りから固めて…それぐらい出来る存在なのね」

「…でも…私…」

「他に走った私が言えた立場じゃないんだけど、糸さんはまだ本当の啓司を知らないと思う、あんなに必死に背伸びしてる啓司、私は見たことないしね」

「背伸び?」

「そうよ?お弁当作ったり、ここで飲み会開いたり?試合にだって私は一回も誘われたことなかったし、今までの子もないわ!見たことないもの」
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